北海道どら焼きヌーボーを支えた22年③~小豆生産者・辻野さんの想いを次の世代へ~

2026年秋。
22年間にわたり「北海道どら焼きヌーボー」の小豆を育て続けてくださった、北海道・十勝芽室町の小豆生産者・辻野さんがご勇退されます。
今年は、辻野さんが育てた小豆でつくる最後の「北海道どら焼きヌーボー」です。
けれど、「北海道どら焼きヌーボー」が終わるわけではありません。
辻野さんが大切にしてきた畑と、小豆づくりへの想いは、同じ芽室町内の2名の小豆生産者へと受け継がれ、新たなかたちで次へと続いていきます。
2年前に話していた「いつか」が、本当にやってきた

2024年。
どら焼きヌーボーが20周年を迎えた時、小豆生産者の辻野さん、森本真司社長、和菓子職人・佐野健太の3人で対談を行いました。
その時、話題に上がったのが「次の世代」のことでした。
森本は、全国で楽しみにしてくださるお客様がいるからこそ、これから先、次の世代へどう引き継いでいくかを考えなければならないと話しました。
辻野さんも、若い後継者たちがこれからどのように小豆づくりを受け継いでいくのか楽しみだ、と話していました。
あの時はまだ、少し先の未来の話でした。
それから2年。その「いつか」が本当にやってきました。
辻野さんから、次の小豆生産者へ

辻野さんが守ってきた畑と、小豆づくりへの想いは、同じ芽室町内の2名の小豆生産者へと受け継がれていきます。
これまで辻野さんが培ってきたものを受け取りながら、次の世代が新たに小豆づくりを担っていきます。
小豆をつくる人が変わっても、どら焼きヌーボーが大切にしてきたことは変わりません。
その年に収穫された新小豆のおいしさを、いち早く餡に仕立て、お客様へ届けること。
十勝・芽室町の土地で育つ小豆に向き合い、その年、その年の実りを大切にすること。
「北海道どら焼きヌーボー」は、これからもその想いを受け継ぎながら続いていきます。
受け継がれるのは、小豆だけではありません
辻野さんから、私たちもりもとが教えていただいたこと。
それは、小豆そのもののことだけではありません。
自然は、決して思い通りにならないこと。
それでも、その年の畑と向き合い続けること。
良い時あれば、悪い時もあること。
だからこそ、毎年ひとつひとつ大切に積み重ねていくこと。
22年間、社員が畑を訪れ、辻野さんの話を聞き、小豆について学んできました。
その時間の中で、私たちの中にも少しずつ育まれてきたものがあります。
素材を知ること。
つくる人を知ること。
そして、その背景にある想いまで、お客様へ届けること。
継承は、畑だけで起こるものではありません。
小豆を受け取る職人たちもまた、培ってきた技術や経験、素材に向き合う想いを、次の世代へとつないでいきます。
小豆生産者から、次の小豆生産者へ。
職人から、次の職人へ。
そして、その先には、どら焼きを楽しみに待ってくださるお客様がいる。
人から人へ、少しずつバトンを渡しながら、「北海道どら焼きヌーボー」は、これからも続いていきます。
「ありがとうございました」

2026年9月。
芽室町の畑で、辻野さんの「卒業式」が行われました。
22年間、小豆生産者として「北海道どら焼きヌーボー」を支えてくださった辻野さん。これまでの歩みを振り返りながら、もりもととの出会いや、どら焼きヌーボーへの想いを聞かせてくださいました。
ご縁があって、自分の小豆がもりもとへ届くようになったこと。
その小豆が「北海道どら焼きヌーボー」に使われるようになり、今年で22年目を迎えたこと。
そして最後に、辻野さんは、
「本当に長い間ありがとうございました」
と話してくださいました。
22年間、毎年小豆を届け続けてくださった辻野さんからの「ありがとう」。
小豆生産者の辻野さん。
22年間、「北海道どら焼きヌーボー」のために小豆を育て続けてくださり、本当にありがとうございました。
雨の日も。
暑い日も。
思うようにいかない年も。
毎年、秋になると小豆を届けてくださいました。
畑で教えていただいたこと。
社員と過ごしてくださった時間。
職人へ託してくださった小豆。
そして、その小豆から生まれた「北海道どら焼きヌーボー」。
そのすべてを、私たちはこれからも大切にしていきます。
22年間でつながったバトンを、次の小豆生産者へ、次の職人へ、そしてこれからのお客様へ。
これまでの感謝を胸に、もりもとはこれからも「北海道どら焼きヌーボー」を大切につくり続けていきます。
22年間のありがとうを、辻野さんへ

もりもとでは現在、「北海道どら焼きヌーボー」の思い出やご感想、小豆生産者の辻野さんへのメッセージを募集しています。
初めて食べた日のこと。
毎年この季節を楽しみにしてくださっていること。
ご家族や大切な方との思い出。
そして、小豆生産者の辻野さんへ伝えたい「ありがとう」。
どんなことでも構いません。
「北海道どら焼きヌーボー」の思い出やご感想とともにぜひ皆さまの「ありがとう」をお聞かせください。
皆さまからいただいた言葉は、大切に辻野さんへお届けいたします。

※上記掲載情報は2026年10月13日(火)時点のものとなります。掲載情報は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。