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2022.05.20

和菓子の日はいつ?由来は?お菓子屋おすすめの和菓子もご紹介!

2023年6月16日(日)は「和菓子の日」です。
和菓子の日は、年に関わらず、毎年6月16日に制定されています。

1979年(昭和54年)に全国和菓子協会が制定した記念日なのですが、その歴史はもっと古く、今から1000年以上前の平安時代にまで遡ります。
「6月16日」という日付にも、ちゃんと理由があるんです。

今回は「和菓子の日」の由来と歴史、そして、北海道のお菓子屋がおすすめする「和菓子の日に食べたい和菓子」をご紹介します!
今年の和菓子の日は、ぜひ美味しい和菓子を食べながらゆっくりお過ごしくださいね♪

和菓子の日の由来は?

平安時代の中期、国内に疫病が蔓延しました。
当時の天皇であった任明天皇は、疾病よけと健康招福を祈念し、西歴848年(承和15年・嘉祥元年)に、年号を「めでたい」という意味を持つ漢字でできた「嘉祥」に改めました。
そして嘉祥元年の6月16日、ご神託を受けられた任明天皇は、16個のお菓子や餅を神前に供えて疫病退散を祈ります。

これが、現在の「和菓子の日」の起源です。

16個のお菓子や餅を神前に供える風習は、「嘉祥(嘉定)」という名前で平安時代以降も引き継がれます。
室町時代の武家の間では、旧暦6月16日に「楊弓」という小さな弓を用いた弓当ての試合が行われ、そこで負けた人が「嘉定通宝」16枚分の食べ物を買って勝者をもてなす、という風習があったそうです。

江戸時代になると、嘉祥の行事はさらに盛大に行われるようになりました。
きっかけは戦の中。「三方ケ原の戦い」で武田信玄に大敗した徳川家康は、めでたい字が書かれた嘉祥通宝を拾い、家臣の大久保藤五郎に献上されたお菓子を食べて縁起を担いだところ、状況が好転したとのことです。

結局戦には敗退してしまいましたが、以降毎年6月16日には、江戸城内で盛大に「嘉祥頂戴」という行事が行われるようになりました。
城内に2万個を超えるお菓子が並べられ、大名や旗本といった役職のものに対し、将軍自ら手渡しでお菓子の乗ったお盆を配っていたとのことです。
一般の人々の間でも、銭16文で買った菓子や餅を16個食べる「嘉祥喰」という習慣が行われていたそうで、これは室町時代の楊弓の試合が元という説もあります。

このように、嘉祥の行事は、疫を逃れ健康招福を願うめでたい行事として歴史の中で受け継がれ、長らく盛んに行われていました。しかし、西洋の文化として洋菓子が日本に普及し始めた明治時代に、一度衰退してしまいます。
この「嘉祥の日」を復活させたのが「和菓子の日」なのです。

和菓子の日には何をする?

「和菓子の日」にちなんで各地では様々なイベントが行われています。

全国和菓子協会では手づくり和菓子教室が開催され、東京の明治神宮では、和菓子の日直近の休日に、職人が目の前で作った練り切りを無料配布しています。同じく東京にある日枝神社では、毎年6月16日に、職人が神前で練り切りを作り奉納する「山王嘉祥祭」というイベントが行われています。

他にもさまざまな和菓子屋や神社で、日にち限定のイベントが行われていますので、ぜひお近くのイベントを調べてみてくださいね。

和菓子の日にぴったり!もりもとのおすすめ和菓子

北海道のお菓子屋・もりもとがおすすめする、和菓子の日にぴったりなもりもとの和菓子をご紹介します!

北海道の豆えらびどら焼き

「北海道の食材をおいしく食べてもらえる機会を、もっともっと増やしたい」という想いから、ホクレン農業協同組合連合会ともりもとが協力して作り上げた、豊かな味わいのどら焼き。

「とら豆」「光黒大豆」「きたろまん」「大納言小豆」「大正金時」と北海道でとれた5つの豆の味わいを楽しむことができます。
5種類それぞれの「豆の粒感」を残した餡で、豆の存在を存分に感じられるのも魅力です。

千歳うまれのたまごまんじゅう

たまごの風味豊かでどこか懐かしい味わいの焼きまんじゅう。

採卵後3日以内の新鮮な状態の北海道千歳産たまご「こくまろ」を使用した黄身餡を、しっとりとした薄皮で包み焼き上げています。
ふわっと広がるたまごの香りと、ほろほろとした食感をお楽しみください。

「千歳うまれのたまごまんじゅう」は、JAL国内線ファーストクラスの茶菓として採用された実績もあります。

くるみ餅

もりもとの和菓子職人が丁寧に作り上げた「くるみ餅」。
口に含むと最初にきな粉の香りが、噛みしめると焙煎くるみの豊かな味わいが広がります。

くるみの味わい、醤油のうまみ、きな粉の香りが三位一体となって後を引く美味しさに仕上がりました。
1袋に2切れのお餅が入っています。

もりもとかすていら

「もりもとかすていら」は、ふんわり食感で優しい甘さが特徴。
たまごの香りがふわっと広がる「五三かすていら」と、伊勢抹茶の優雅な香りを楽しめる「抹茶かすていら」の2種類があります。

高級感のある化粧箱入りなので、ギフトにもおすすめです。

葛まんじゅう(こしあん)

なめらかなこしあんを、ぷるんとした葛生地で包みました。
さらりとした口当たりで食べやすく、冷やすとさらに美味しい夏の涼菓子です。
ぜひ和菓子の日にいかがでしょうか?

※夏季期間、もりもと各店舗で期間限定にて販売
※オンラインショップでのお取り扱いはございません。

上記で紹介した和菓子以外にも、もりもとのお菓子の種類は豊富。
和菓子はもちろん、洋菓子やパンなどもオンラインショップで販売しておりますので、ぜひ以下も合わせてチェックしてくださいね♪

※上記掲載情報は、2023年5月18日(木)時点のものとなります。
価格や商品名などの掲載情報は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。