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2021.06.07

北海道特産果実「ハスカップ」の魅力とは?含まれる栄養素も紹介!

北海道の特産果実として名を広めてきている「ハスカップ」は、その鮮烈な酸味を活かしジャムやお菓子に使われています。

「ハスカップ」は、栄養素が非常に豊富な果実とも言われていますが、実際のところどのような栄養があり、身体によいのでしょうか?

もりもとの「ハスカップ」を使ったお菓子はどんなものがあるのか、北海道のお土産としてのおすすめ6選もご紹介します♪
さらに!2021年に新しい記念日として「ハスカップの日」が誕生!認定の由来も合わせてお伝えしていきます。

「ハスカップ」とは?

ハスカップとは、スイカズラ科スイカズラ属の植物の名前で、酸味の強い青紫色の小さい果実をふたつ一組で実らせるのが特徴。

「ハスカップ」という可愛らしい名前の由来は、アイヌ語の「ハシカプ=枝の上にたくさんなるもの」からきています。
北海道で圧倒的に多く自生しており、北海道以外では中部以北の高山地方にて見ることができます。

ハスカップはもともと、サハリンやシベリアなど寒冷地を源流とする、北方系植物でした。
北海道へは、シベリアの渡り鳥によって種子が運ばれたことにより普及されたといわれています。
今現在も北海道でこれだけ群生しているのは、北海道がハスカップの本来の生息地であるシベリア同様気温の低い気候であるためとも言われています。

もりもとの本店がある千歳近郊にはハスカップ畑がたくさんあり、地元の素材を使ってお菓子作りをすることで、地域を活性化させたい!という想いから、「ハスカップ」を使用したスイーツを開発しました。

ハスカップはいつ栽培される?旬の時期とは

ハスカップは一般的に5月中旬から6月中旬にかけて、筒状の白い花をふたつずつ組みになって咲かせ、この根元に黄緑色の実が生り、のちに青紫色の果実へと成長します。

もりもとがお菓子に使っているハスカップは、北海道内の生産者の皆さんが栽培しており、旬は7月頃。
やわらかくデリケートな実を、一粒一粒丁寧に手摘みしています。

ハスカップに含まれる「栄養素」

ハスカップは、栄養素が非常に豊富に含まれる果実。
今回は、いくつもある栄養素の中から、4つの栄養素について解説します。

カルシウム

ハスカップには、骨や歯を構成する「カルシウム」が、他の果物と比べ非常に多く含まれています。
カルシウムが不足すると、骨がスカスカになり、骨粗鬆症や骨軟化症などを引き起こす原因となってしまいます。

成長の妨げになる恐れもある為、積極的にとっていきたい大事な栄養素の一つです。

鉄分

血液中に多く存在している「鉄分」。
ハスカップは、鉄分が多く含まれるとされるブルーベリーの、約3倍相当の鉄分を含んでいます。
貧血などでお悩みの方には、鉄分の多いハスカップがおすすめです。

ビタミンC

ハスカップにはさらに、活性酸素を除去する「ビタミンE」と、力を失ったビタミンEを元通りにしてくれる「ビタミンC」も豊富に含まれています。

身体の酸化は生活習慣病や癌などの原因になる可能性もありますが、ビタミンEと一緒にビタミンCをとることによって、効率よく抗酸化作用を高めてくれます。

アントシアニン

ハスカップにはポリフェノールの一種である「アントシアニン」も含まれており、その量はブルーベリー以上!

ハスカップは様々な栄養素を豊富に含んでいるため、老若男女問わず積極的に食べてもらいたい果実です。

■参考文献1:文部科学省-日本食品標準成分表2020年版
■参考文献2:文部科学省-日本食品標準成分表2020年版
■参考文献3:国土交通省-北海道の農産物

ハスカップとブルーベリーは全然違う!見た目や味は?

青紫色の小さい果実というと、「ハスカップ」よりも「ブルーベリー」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
ブルーベリーも栄養素が豊富なことで身体によい果実と言われていますが、その見た目や味は全く異なります。

左/ブルーベリー 右/ハスカップ

「見た目」
ブルーベリーが小粒の球体なのに対して、ハスカップは楕円形をしています。

②「味」
ブルーベリーがまろやかな甘みと酸味を持つことに対し、ハスカップは甘みよりも鮮烈な酸味を特徴としています。
また、ハスカップは皮が非常に薄く水分含有量が多いため、食べた瞬間に味が口いっぱいに味が広がります。

③「流通」
ブルーベリーに比べハスカップが市場に出回らないのは、ハスカップの実が非常にやわらかく潰れやすいため流通に適さないことが理由です。
そのため、生で食べることの多いブルーベリーに対しハスカップはその酸味を活かして、ジャムやゼリーなどの加工品として出回ることが多いのです。

もりもとの「ハスカップ」を使ったお菓子!北海道土産6選

それでは最後に、「ハスカップ」を使ったもりもとの人気商品6選をご紹介します。
もりもとのオンラインショップでも販売しているため、道外のお客様から北海道土産としても愛されているお菓子です。

No1:北のちいさなケーキ ハスカップジュエリー

もりもとの一番人気「北のちいさなケーキ ハスカップジュエリー」は、甘酸っぱいハスカップを使用したジャムを薄焼きクッキーとバタークリームでサンドし、周りをチョコで縁取ったスイーツ。
道内外問わず、お客様に愛されている大人気商品です。
味の種類も、数種類ご用意していますのでぜひチェックしてみてください♪

No2:太陽いっぱいのハスカップゼリー

もりもとと言えば!「太陽いっぱいのゼリーシリーズ」です。
その中でもハスカップを使ったこちらのゼリーは、ほんのりと甘酸っぱく、一瞬にして口の中で溶けてしまう、後味もさっぱりのゼリーです。
常温でもおいしいですが、冷やすのはもちろん凍らせてもシャーベット感覚でおいしく召し上がれます♪

No3:雪鶴

北海道千歳で“地元の銘菓”として愛され続ける、軽い口当たりのブッセにクリームをサンドした「雪鶴」もおすすめです。
食べ飽きしないキリッと爽やかなハスカップクリームと、塩味の効いたチーズ入りバタークリームのセットが人気。
ご自宅用から贈り物まで、幅広くお客様に手に取って頂けるお菓子です♪

No4:北の散歩道(ハスカップ)

お土産におすすめの、常温のチョコレート菓子「北の散歩道」。
ハスカップのさわやかな美味しさを、特製のコンフィチュールとチョコレートにとじ込めクッキーと合わせました。
口の中にハスカップの甘酸っぱさが広がります。

2023年春には、従来の8枚入箱に加え、自分用のおやつやちょっとしたプレゼントにちょうどいい3枚入箱も登場!
個包装になっているので、配る用のお土産としてもご利用頂けます♪

No5:ハスカップジャム

ハスカップの美味しさを味わえるのがもりもとの「ハスカップジャム」。
一粒一粒丁寧に収穫されたハスカップの実をじっくりと煮つめて、素材本来の味わいをそのまま活かして、スッキリと雑味のないジャムに仕上げました。
もりもとの食パンともよく合います。

No6:くちどけメルシーショコラ

もりもと創業70周年を記念した商品「くちどけメルシーショコラ」は、もりもと歴代の洋菓子職人たちが積み重ねてきた、経験と技術から生まれたケーキです。
2層のチョコレートケーキに蜜漬けハスカップを閉じ込めた、ここちよい酸味と甘みのバランスが絶妙な冷凍ケーキ。
スッととける食感は、冷凍ケーキだからこそ体感できる、もりもと史上″はじめてのくちどけ″です。

自分の好きな厚さで切って食べられるので、一人で少しずつ食べてもよし、家族や友人とシェアして食べるのも◎♪

以上がもりもとおすすめのハスカップスイーツです!

7月7日は「ハスカップの日」

「ハスカップの日」というのは、北海道の美唄市農業協同組合様、とまこまい広域農業協同組合 厚真町ハスカップ部会様、ハスカップ協会様の連名で制定された記念日です。

ハスカップは、厚真町が作付面積日本一、美唄市が生産量日本一を誇ります。
そこでハスカップの魅力をより多くの人に知ってもらい、味わってもらうのことを目的とするため「ハスカップの日」を日本記念日協会へ申請。

2021年4月30日、正式に認定されました。

記念日を7月7日にした理由は、
ハスカップは二つの花から一つの実をつけることから「愛の契り」という花言葉があり、七夕の織姫と彦星のように離れた二人が出会える日に、という想いから7月7日になりました。
とっても素敵ですね。

ぜひ皆様、7月7日の「ハスカップの日」にはハスカップスイーツを食べながら、天の川を眺めませんか?

美唄市農業協同組合HP
とまこまい広域農業協同組HP
ハスカップ協会HP

北海道特産果実「ハスカップ」のまとめ

鮮烈な酸味をもつ「ハスカップ」は、小さい実の中に様々な栄養素がギュッと詰まった果実です。

やわらかくデリケートなハスカップは、なかなか市場に出回らない希少な果実なので、食べたことがない人も多いのではないでしょうか。

より多くの人にハスカップを知っていただくため、その酸味を活かしお菓子にすることで、より食べやすい身近な商品に生まれ変わります。

ぜひもりもとのスイーツを通して、全国のお客様にハスカップの美味しさが伝えられると嬉しいです!

※上記掲載情報は、2023年5月26日(金)時点のものとなります。
価格や商品名などの掲載情報は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。