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2023.06.13

お供え物におすすめのお菓子は?選び方のコツとマナーを解説

お盆や一周忌、命日など、様々な場面で必要になる「お供え物」。
お供え物としてよく使われる定番の品物として、お菓子を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
お菓子を始めとした消え物は、相手方の負担になりづらいのはもちろん、「不幸が残らないように」という考えもあるため、お供え物としておすすめです。

しかし、お菓子であればなんでも良いというわけではありません。
中にはお供え物として選ぶべきではないお菓子もあり、渡す際のマナーについても決まっています。

今回は、お供え物のお菓子を選ぶ際の5つのポイントと、お渡しする際のマナーについて解説!
また、お菓子屋のもりもとが選ぶ、お供え物におすすめのお菓子もご紹介させていただきますので、お供え物選びにお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。

お供え物のお菓子を選ぶポイント

お菓子の中には、お供え物として好ましいもの、好ましくないものがあります。
好ましくないものを選ぶと、かえって相手先のご迷惑になることもあるため、選ぶ際は以下の「5つのポイント」を意識しましょう。

①常温で長期間保存できるお菓子

お供えしたお菓子は、しばらくの期間仏壇に置かれます。
長期間常温状態で供えられることを想定し、お供え用のお菓子は、日持ちが長く常温保存できるものを選びましょう。
逆に、常温で溶けてしまうアイスやチョコレート菓子、日持ちの短い和生菓子やケーキはNGです。

②分けやすい個包装のお菓子

お供えしたお菓子は、下げた後親族や知人の間で分け合うことが多いため、分けやすい個包装の形態がおすすめ。
また、仏壇のサイズに合わせた量をお供え出来るという点も嬉しいところです。

③故人や親族が好きなお菓子

お供え物は故人に供えるものですので、故人が生前好きだったお菓子を選ぶのはいかがでしょうか。
また、供えた後親族や知人で分け合うことを想定し、老若男女問わず食べられるようなお菓子も良いでしょう。
様々な種類が入ったアソートタイプのお菓子だと、好みに左右されにくいためおすすめです。

④落ち着いた色合いのお菓子

あまり派手な色合いのお菓子は、お祝い事を彷彿とさせてしまいます。
特に赤や金は、よくお祝い事に使用される色のため、お供え物にはやや不向きといえます。
親しい間柄であればそこまで気にする必要はありませんが、そうでない場合はなるべく避けた方が無難でしょう。

⑤縁起の良い個数のお菓子

詰合せのお菓子を選ぶ際は、入っている個数にも注意が必要です。
一般的に「4」「9」は、死や苦を連想させる不吉な数字と言われているため、なるべく避けるのがおすすめです。
特に気にしないという方も中にはいらっしゃるため、故人や相手先との関係性から検討するのが良いでしょう。

お供え物のお菓子にかける熨斗紙(掛け紙)のマナー

お供え物としてお菓子を用意する場合は、箱に「熨斗紙」をかけます。
基本的には包装紙の上から掛けますが、通販や郵送で送る際は熨斗紙が傷つかないよう包装紙の内側に付けるのがおすすめです。
また、熨斗紙は「葬儀」「法要」「お盆」などの場面によって種類が変わりますので注意しましょう。

四十九日前

四十九日が経過する前(葬儀・通夜等)は、「白黒」の水引が書かれた熨斗紙を使用します。
まだこの世に留まる故人の霊の前に供えるため、表書きは「御霊前」としましょう。

四十九日後

四十九日後(法事・七回忌・お盆等)の場合は、「白黒」「黄白」「双銀」のいずれかの水引を使用します。
地域や風習によって異なりますので、自分の地域に合ったものをお選びください。

困ったときは

宗派や場面によって様々な表書きがあり、混乱する方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、どんなお供えの場面でも使える「御供」「御供物」がおすすめです。

また、右上に熨斗鮑(のしあわび)があるものはおめでたい時に使う熨斗紙のため、お供え物として使用する際は必ず熨斗鮑が付いていないものを選びましょう。

水引は「結びきり」という種類のものを選びます。
「結びきり」は一度きりにとどめたいことに、対して「蝶結び」は何度あっても良いおめでたいことに使用する水引ですので、間違えないよう注意してください。

お菓子をお供えする際のマナー

お菓子を始めとしたお供え物は、遺族の方が供える決まりとなっています。
そのため持参したお菓子を直接仏壇にあげるのではなく、遺族の方にお渡ししてお供えして頂くようにしましょう。
熨斗紙が見えるよう袋から取り出し、相手の方に向けてお渡しするのが正しい渡し方です。

反対に、お菓子を受け取る遺族側の方は、供える順番に注意が必要です。
仏壇へのお供え物は、「五供(ごくう)」と呼ばれる①花、②香(=線香)、③灯燭(=ろうそく)、④浄水、⑤飲食の5種類で構成されており、お菓子は「飲食」に当てはまります。
五供は、まず浄水と飲食(お菓子)を、次にお花を供え、蝋燭に火を灯して線香をあげる、という風に供える順番が決まっていますので、その通りにお供えしましょう。

お供え物のお菓子を貰った際のお返しについて

お供え用のお菓子や果物、お花等を頂いた際、お返しした方が良いのか悩む方も多いでしょう。
基本的には、お供え物に対するお返しは不要です。
しかし、場合によっては必要になることもあります。

1つ目のパターンは、あまりに高価な品をお供え物としていただいた場合です。
お供え物の相場は3,000円~5,000円程度(新盆の際は5,000円~10,000円程度)ですので、それ以上のものをいただいた際はお返しを用意するようにしましょう。

2つ目のパターンは、葬儀・法要を欠席された方からいただいた場合です。
葬儀や法要にご参加された方を交えて行う会食がお返しの役割を担っているため、ご参加されなかった方には別の形でお返しをしましょう。

お返しは、いただいたものの半分~1/3程度を相場として選び、熨斗紙には「志」と書きます。

お菓子屋が選ぶ、お供え物におすすめのお菓子4選

相場やマナーなど、お菓子をお供えする際に気を付けたい点が多々あり、選ぶのにも一苦労ですよね。
そこで、北海道のお菓子屋・もりもとから、「お供え物におすすめのお菓子」を4つ厳選してご紹介!
何にしようか悩んでいるという方はぜひ参考にしてくださいね!

雪鶴

2022年に発売から50周年を迎えた、もりもとのロングセラー菓子。
サクッとした口当たりとふんわり軽い食感のブッセで、特製のまろやかなクリームをはさみました。

チーズ入りバタークリームの絶妙な塩気とコクが特徴の「ばたーくりーむ」、北海道特産果実・ハスカップの甘酸っぱい味わいが楽しめる「ハスカップ」などのラインナップを取り揃えております。

老若男女問わず愛される優しい味わいで、幅広い年代の親族が集まるお葬式や法事の際のお供え物としておすすめです。

18個入3,780円(税込)※5個入・12個入もございます

もりもとクッキー

厳選素材をたっぷり使い、シンプルに焼き上げました。
なめらかでコクのある北海道産のバターが、風味の一番の決め手となっています。

シンプルながらも奥深い豊かな味わいのクッキーは、子供から大人まで愛されるお供え物としておすすめです。
最大36個入のものをご用意しておりますので、大人数が集まるお葬式や法事の際のお供え物としてどうぞ。

36個入3,500円(税込)※8個入・18個入・24個入もございます

太陽いっぱいのゼリーシリーズ

北海道で獲れたこだわりの果実と、名水百選にも選ばれたナイベツ川湧水が流れる千歳のおいしい水で作られたゼリーの詰合せ。北海道仁木町産トマトをはじめとした、4つの味をご用意しています。

涼やかなゼリーは、夏のお供え物としてぴったり。
お盆や夏のお墓参りのお供え物として、ぜひご利用くださいませ。

12個入4,190円(税込)※4個入・6個入・8個入もございます

北海道バターサブレ北ふく郎

北海道の森に棲む天然記念物であり、日本最大のフクロウ「シマフクロウ」をかたどったサブレ。
北海道産バターを使ったサクサク食感のサブレは、噛むほどにバターの香りと甘味が口の中に広がります。

お日持ちが非常に長いため、すぐに食べられなくても大丈夫。
特に故人が無くなって間もない四十九日前や初七日には、各所からたくさんのお供え物が集まり、食べきるのに時間がかかるため、なるべく長く日持ちするお菓子だと相手方の負担になりづらいでしょう。

30個入4,800円(税込)※5個入・15個入もございます

お供え物には、みんなで食べられるお菓子がおすすめ

仏壇にお供えしたお菓子は傷まないうちに下げ、「お下がり」として親族や参列者の皆さまで分け合って食べます。
そのため、お供え用のお菓子を用意する際は、大人数で分け合うことを前提として選ぶのがおすすめです。
また、お供えするときのことを考え、夏に長時間常温で置いておけるようなお菓子だと、お相手先のご迷惑にもならず喜ばれるでしょう。

北海道のお菓子屋・もりもとがおすすめするお菓子4選もご紹介していますので、何が良いのか選べない…とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

※上記掲載情報は2023年7月13日(木)時点のものとなります。
価格や商品名等の掲載情報は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。